『陰陽五行から見る日本の伝統文化連続セミナーin世羅』の第4回目〜武士道と庶民『粋(いき)』に参加しました。

こんにちは、ヤマザキYショップ総領原店、かこ姫店長です。
10月18日(木)、『陰陽五行から見る日本の伝統文化連続セミナーin世羅』の第4
皆さん、生類憐みの令って、知ってますか??
知ってるよーー犬、殺したらいけんやつじゃろーと思った人!!私もそう思っていました
7月から始まった陰陽五行から見る伝統文化セミナーもあと2回を残すのみとなりました。今回は、講師の柿原先生が一番大好き!!と言われる江戸時代。ということで、めっちゃ濃い内容すぎて、そして、削るところが
江戸時代は260年という歴史的に見ると短い期間に、共同体を国家の基盤とする日本の
①『武士道』について
ただ強けりゃいいという武力によるものから、為政者としてのあるべき姿、人間がもつ諸
②日本の3大宗教、神道・儒教・仏教について
伊達政宗は、儒教の仁義礼智信も過ぎれば害になると指摘しています。今後、日本の教育
前半が終わって、休憩には、今回も心づくしのお茶やコーヒー、お菓子、柿などをとても
その後、後半は、本日のメインイベント‼️『いき』についての柿原劇場の始まりです!!
てやんでぇ!べらぼうめぇ!こっちとら江戸っ子だい!!と…ノリノリでとっても楽しいけれども、とても深い講義。
③ 『いき』について
外国人が一番興味を持つ日本人特有の美意識。九鬼周造の「いき」の構造(1930年著
いきとは?『媚態 と 意気地 と 諦め 』です。
江戸美学の『いき』とは、息 生 行 意気 …生きるというバイタリティ。制約がある中をいかに悠々と生きるか。自分の好きなよう
❶日本人なら身につけたい!!!『いき』に欠かせない3つの条件
⭐️気持ちや身なりは、さっぱりとあか抜けていること
⭐️人情の機微に通じていること
お互い様と深入りせず、さりげなく手を差し伸べること
⭐️どこか現実を突き放し、面白がってしまおうとする洒落っ気があること
❷人や世間と『いき』に付き合う絶妙な距離感を保つ。
❸ 人や世間と『いき』に付き合う3ない主義…「ものを持たない」「出世しない」「悩まな
❹人と人は互角が基本!一般庶民は、女も男も平等。自由を楽しむ。この世に要らぬ者は
❺夫婦間も自立し、個を持っている。いつでも離婚できる(笑)
❻お上に媚びへつらうことなく、自分の町は自分で守る。
自治の精神が確立していく中で、『生類憐みの令』が出されます。その第一条は、捨て子
例えば、「この薬がよく効く」という情報だけを伝えて、それが「何割の人に効くのか」「副作用
何が悪くて、何が良いかをきちんと見極める判断力、自立して、強いものに媚びへつらわ
江戸時代は、究極のリサイクル社会であったり、フリーターが適材適所で活躍で
『いき』って、とても素敵な美学なのですね〜
今回もとても深い学びを頂き、ありがとうございました!!!